レバレッジこそがFXの醍醐味

**初心者のためのファンダメンタルズ分析方法 **

そもそもファンダメンタルズとは?

ファンダメンタルズと聞いて、パッと何かわかる人は、それほど多くないはず。ファンダメンタルズを英訳すると「経済的な基本条件」という日本語になる。経済にはマクロの国家間同士や国の経済についてと、個別の企業についてのミクロ経済がある。それら、全てを含めて、経済活動に関する基礎的な要因をすべて含めて「ファンダメンタルズ」と呼ぶのだ。

このファンダメンタルズ。端的に言ってしまえば経済に関するニュースが何でもファンダメンタルズとなるのだ。
そして、ファンダメンタルズはFXを取引するためには欠かせない。なぜなら、為替はニュースで動くから。為替は各国の経済状況や政策によって動くものだが、それが報じられた時にこそ、一番インパクトがある。為替とニュースは切っても切れない関係になっているのだ。

「何故為替が動いたのか」。それを勉強すればするほど、為替の奥深さも理解できるし、世界経済にも強くなれるだろう。このように為替を動かす要因を「ファンダメンタルズ」と呼ぶ。為替ディーラーにもファンダメンタルズで分析を行い取引している人が多くいるのだ。

為替を動かすニュースには政治、軍事、経済の3つの要因が絡む

ここからはファンダメンタルズの基礎を覚えていこう。為替を動かすニュースには大きく分けて3つ要因がある。それが、政治的要因、軍事的要因、経済的要因だ。

為替は通貨と通貨の交換。その通貨を発行するのは国なわけで、国のトップが交代すれば、通貨政策への変更も考えられる。そういったニュースが政治的要因になるのだ。具体的にはアメリカの大統領選挙などがいい例。共和党のブッシュ大統領から、民主党のオバマ大統領に変わったのは記憶に新しいが、8年ぶりに政権が民主党に移ったのは大きなニュースとなる。しかし、この政治的要因だが世界経済を動かすほどのニュースはアメリカからしか出てこない。日本の首相が変わったり、他国で政権交代があったとしても、その国の通貨しか動かないので、基本的に普段は無視してもいいニュースだ。

その次の軍事的要因は、戦争やテロによって為替が動く事例である。例えば、アメリカでテロが起きた場合や、北朝鮮が韓国に向けて砲撃を行った場合などがそれに該当する。ひと昔前は「有事のドル買い」を言われ、何か軍事的な要因が出てきたら、米ドルが買われがちだった。しかし、2000年代以降はアメリカがテロの標的になるなどアメリカの情勢不安もあるために必ずしも有事で米ドルが買われるというわけではなくなっている。いずれにせよ、テロや戦争も突発的に起こる事象なので予想をすることはできない。

普段から、為替を動かすのは何と言っても経済的要因。日々、経済状況に関するニュースが出てくる。まずはその経済ニュースを分析することから始めよう。

図版01

経済的要因には経済指標と経済政策の2種類がある!

経済的要因のニュースを分析するために、覚えておきたいことは、経済的要因にも2種類あるということ。
それが、経済指標と経済政策だ。経済指標によって国の経済の様子を見通し、それに対処するべく政府は経済政策を打つ。経済指標は人間の体に置き換えると「定期健診」のようなもの。

健康診断では身長や体重の増減、血圧を測ることによって、体の好調不調を見抜くことができる。もしそこで体重も多く、血圧も高ければ・・・。大概は「飲み過ぎ食べ過ぎを避けてダイエットしましょうね」という結論に落ち着く。だが、よもや疾患かもしれないので、「ちょっとこれから、気をつけよう」と注意をする先行指標になるのだ。

経済も同じ理屈。さまざまな先行指標があり、景気の状況がどうなっているかが指標川見えてくる。それを参考に政府は経済政策を考えて手を打つのだ。例えば、失業率が10%と高くなれば、「雇用を創出しなければならない」ので、政府は公共事業を行って仕事を作ったり、各会社に助成金を出して、雇用の促進を図るなどだ。

さまざまな事例が複雑に絡み合っているので、ニュースは一見するとややこしく感じるかもしれないが、ひとつひとつ紐解いて「この政策はなんのためにするのだろうか?」を考えていくことで、経済政策を理解する一歩になるだろう。

図版02

国の目標とは「GDPを上げて、雇用の創出し、インフレを抑制する」こと!

ここまで経済的要因の解説をしてきたが、国が経済指標を見て、経済政策を打つという流れをご理解いただけただろうか。ここで前提として国は何を目標としているかを抑えておこう。

各国政府が何を考えながら、政策をおこなっているかというと大きく分けて3つある。1つ目が「国の成長」。国の豊かさGDP(国内総生産)という指標で測ることができる。経済の規模がわかる指標だが、これが高くなっていけば国として豊かな状態になっていると言える。シンガポールの政府高官が受け取るボーナスはGDP成長率と連動するという話もあり、政府高官はいかに国のGDPを上げるかを考えるのだ。各国とも「国の成長」を第一として考えている。

そして、2番目に来るのが「雇用の創出」。国の収入とは、私たちの税金が大きな柱になっています。ですが、私たちが失業していたら・・・。まず、所得税も払えなくなる。そして、当然将来の不安が付きまとうので、財布の紐が固くなってしまう。消費を控えると物が売れなくなり、さらに失業する人が増えるという悪循環に陥るのです。それを避けるために国はありとあらゆる手で、雇用を創出しようとするのだ。

最後の目標とは、「インフレを抑制」すること。国は通貨をたくさん刷ることができるが、市中に溢れすぎると、インフレが起こってしまうことに。特にハイパーインフレは厄介なもの。第一次世界大戦後のドイツでは、コーヒー1杯飲むのにカバン一杯の紙幣が必要で、そのコーヒーを飲み終わる間にインフレが進み最終的な代金はカバン3杯分の紙幣が必要になったという逸話もあるぐらいだ。物価が安定しなければ、安心して消費活動もできない。政府はそのインフレに対して目を光らせているのだ。

図版03

国の3つの目標を束ねるのが政策金利の変更!
 この3つの目標を達成するために、有効なのが「政策金利の変更」。例えば、景気が悪ければGDPが下がり、雇用機会も減ってしまう。そこで、政策金利を下げることによって、コントロールする。政策金利が下がれば、銀行にお金を預けていても金利がつかないので儲からない。そこで、市中にお金が流れるので、景気が循環し、徐々に上向いていく。反対に景気が行き過ぎている場合は、物価が上がりインフレになりがち。そこで、政策金利を上げることによって、市中に出回ったお金を吸い上げる。インフレを抑制することになるのだ。
 今現在の日本は、景気を刺激したいので低金利政策を行っている。また、欧州やアメリカでもリーマンショックの余波によって、政策金利を低く設定し、景気を上向かせようとしているのだ。

図版04

政策金利を押さえれば、為替の流れは読める!

大きな為替のトレンドを読む場合、この政策金利の差が重要になってくる。為替は通貨の交換。高金利政策をとっている通貨を持っていれば、金利がついてくる。なので、高金利通貨は人気が高いのだ。

そして、何と言っても重要なのはアメリカの政策金利。政策金利から、アメリカが米ドルをどちらの方向にもっていきたいかがわかる。米ドルは基軸通貨。その影響を世界経済が受けることになるのだ。そして、その流れを読むことができれば、FXで大きく勝つことも可能。政策金利がどうなるかを分析することが、ファンダメンタルズ分析の王道といっても過言ではないのだ。

アメリカの政策金利は年に8回あるFOMCによって決定される。リーマンショック以降のアメリカ経済が今後どうなっていくのか。FRBの議事を読みながら、今後の金利がどうなるかを予想してみてはいかがだろうか。

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プロフィール

管理人:ひまわり
管理人:ひまわり

サブプライム問題でやられた金融系会社に勤める志がないサラリーマン。日々残業とFXに勤しむ。趣味は夕陽を見ること。はお金を使いきれない生活をし、社会貢献をすること。

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